年齢と共に下垂していく肌は、
どなたでも気になるでしょう。
タルミの原因として、
よくいわれているのは加齢による線維細胞のコラーゲンやエラスチンの弾力を失うこと、
加齢によるヒアルロン酸の産生不足、紫外線の影響でおこる活性酸素などです。
最近では、糖分の取り過ぎによる線維細胞のメイラード反応(糖化作用)で
線維が固くなり弾力を失うことが解ってきました。
そして年齢と共に一番影響が強いのが表情筋の萎縮です。
若いときは平らな表情筋が部分的に固く萎縮する要因となる
カテコールアミンという物質が放出され始めることです。
それぞれの症状に合わせた、
美容成分が開発されエステのコースや自宅ケアでも取り入れられています。
しかし、意外と知られていないのが体の筋肉硬直が原因の一つだと言う事です。
顔だけのケアではタルミのケアは完全とは言えません。
顔の表情筋は側頭部や頭頂部の筋肉に繋がり
後頭部に行き首、背中へと繋がっています。
つまり体の後ろへと筋肉は引っ張られている状態で下垂をとどめています。
その状態を保つためには、首や肩こりなど放置しないことです。
筋肉が硬直した部分から逆の方向つまり顔の方へと流れてしまうことで、
顔の下垂がおこります。
仕事などで毎日デスクワースをしている方や同じ姿勢を長時間しているかたは、
慢性して筋肉が硬くなりやすいので、エステで顔のケアだけでなく
体のケアもしっかりと行い、運動などで血流を良くすることも大切です。